令和2元年 9月度 定例議会 一般質問


議席番号31番 栗原信司でございます。
令和2年9月度定例議会における一般質問を発言通告書に基づき順次おこ
なって参ります。

さて、9月11日。今日この日は19年前にアメリカで同時多発テロが発
生したり、5年前には9月7日から降り出した大雨によって、平成27年
9月関東・東北豪雨と命名されたり、何かと暗い話の多い日です。
そこで市民のために、明るく、前向きな、力強い御答弁を宜しくお願いし
ます。

1.災害対策、浸水被害想定の見直し、戸別受信機、ミストシャワーにつ
いて
市ではハザードマップを新しく作成してますが、昨今の川の激しい氾濫を
思うと、浸水想定区域の見直しが必要と思いますが、そもそも浸水想定区
域はどのようにして策定されるのか、まずお伺いします。

次に、災害発生時の避難情報など防災行政無線の役割は重要です。しかし、
防音に優れた最近の建物事情などから、災害情報が聞き取れないとの苦情
は増えてます。
以前にも提案してますが、戸別受信機に関する市の認識をお伺いします。

次に、年々激しさを増す猛暑は、まさに大災害といえます。今年の暑さは
全国の記録を塗り替えました。猛暑から市民の健康を守るための取組とし
て、毎年のように提案しておりますが、ミストシャワーを春日部駅前など
に設置することはできないでしょうか。

1−2
浸水被害が以前の想定を超える規模になってることから国の基準の見直し
も随時行われてるようです。
避難想定など市民に直接影響を及ぼすハザードマップも月々日々に見直せ
る仕組みが必要ではないでしょうか。

1−3
最新の浸水情報などに基づき、ハザードマップを更新したいものの複数の
ハザードマップができると現場で混乱も想定されるので、市としてはまず
は電子版ハザードマップや自主防災訓練の際に配布されるリーフレットを
更新することで、補完的に活用するとのことなので、効果を期待して、次
に戸別受信機についてお伺いします。

消防庁の「防災行政無線等の戸別受信機の標準的なモデル等のあり方に関
する検討会報告書」に、防災情報が届きにくい方々に、よりきめ細かく行
き渡らせるには、住居内の個別受信機が有効、とありました。また、数年
前まではデジタル式の戸別受信機は値段も高価なものでしたが、各地に普
及することで、安価になってきました。さらに新型コロナウイルスの影響
をうけ、10万個の普及をめざすとありました。
そこで、市として戸別受信機の導入に関する今後の考えた方についてお伺
いします。

1−4
電波の波長の違いもあり課題も見え隠れするものの、国の施策によりモニ
ター利用を検討するとのことでしたので、しばし見守りたいと思います。
正しい災害情報を速やかに漏れなく市民に届けてほしいというのが目的で
すので、答弁でも触れてましたが、進化し続けるスマホのアプリの活用な
ど、あらゆる情報伝達手段の検討を宜しくお願いします。

ミストシャワーの設置に関しては前向きな答弁と受け取りましたので最後
は要望としますが、つい先週、9月における最高気温の40度越えは過去
最高でした。
猛暑対策は待ったなしです。多くの市民が行き交う駅前に限らず、バス停
など市民が立ち止まることの多い場所、外で行う運動競技場など、ミスト
シャワーの設置を求め、次の質問に移ります。


2.感染防止策、ガイドラインの作成と徹底、企業内休憩所、小中学校に
網戸について

国は、新型コロナウイルスの感染防止へ向け様々な対策を打ち出してます
が、屋内を中心とした事業や屋外での施設による事業、開放的な施設と閉
鎖的な施設、少人数を相手にしたり大人数を相手にしたりということで、
統一した感染防止策が図れないことから「新型コロナウイルス感染症対策
の基本的対処方針」等に基づき、関係団体に、自主的なガイドラインを作
成することを求めることで、感染防止を図っています。

そこで、感染防止へ向けたガイドライン作成について、市としての認識と
取組についてお伺いします。

2−2
市内の事業所などは、業界別の自主的なガイドラインが定められてること
から、市としては任せるようですが。
この問題を取り上げたのは、市内の某企業にお勤めの方から、企業内で感
染防止策がとられていないので心配、との声が寄せられたことによります。
対人業務にあたる窓口などは神経を使うものの、社内の更衣室、休憩室な
ど社内の細かい部分の取り決めは不十分で不安、との声が寄せられたこと
を受けてとりあげました。市として市民の不安を取り除けるように、目安
となる感染防止ガイドラインを示し、それをチラシにして市内業者などに
配布し意識啓発を図れないものでしょうか。

2−3
市としては、従業員などから不安の声が届けられた場合には相談センター
を紹介するとのことですが、内部告発のようになって仕事がやりづらくな
るような事のないように見守って欲しいと要望させて頂きます。

さて、次に感染防止に関連して具体的というか、細かい事を1つお尋ねし
ます。
今、小中学校などではガイドラインに基き、感染防止と猛暑対策をかねて、
一部の窓を開放したまま授業を行ってるようで、気になるのが夏から秋へ
かけて狂暴になるスズメバチの対策です。

年々マスコミを賑わしていることから、この対策などはどうなっているの
かお伺いします。

2−4
たとえば、窓に網戸などは設置できないものでしょうか。

2−5
窓の形状などから、網戸の設置は難しいとのことでした。
今のところは児童生徒に危害が及んだことはないようですが、気になると
ころです。
児童生徒達の命を健康を守るためのご検討を宜しくお願いして、次の質問
に移ります。


3.子育て支援策、キッズゾーン、障がい児が雨でも遊べる施設について
子育て支援に関する一つ目、キッズゾーンに関しては、昨年6月議会で、
新しくできた保育園などに通う子ども達の命をまもる取組を実施するべき
と取り上げました。

その後、この件に関して国は、昨年11月、保育施設園児の安全を確保す
るための「キッズ・ゾーン」を設定すべきと、都道府県に通知を出しまし
た。
これは昨年5月に大津市で園児が交通事故で亡くなった事故をはじめ、全
国各地で交通事故が相次いだことを受け、発信されたものです。

そこでまずはじめに市としてのキッズ・ゾーンに対する認識と必要性につ
いてお伺いします。

2つめとして、来年4月にオープンを予定している「複合型子育て支援施
設」ついてお伺いします。
近隣住民としてはこの施設の有効利用に期待があるようです。
現時点における施設の運営方針や地域開放などの事業が予定されているの
かお伺いして一括質問といたします。
御答弁を宜しくお願いします。


3−2
複合型子育て支援施設は、八木崎駅も近く、送迎の車が多いこと、近隣に
は南栄町工業団地もあり大型車など車の通行量も多いことから、まずはこ
の複合型子育て支援施設付近へキッズゾーンを早急に導入するべきではと
思いますがいかがでしょうか。

3−3
関係部署と連携するとの事でしたが、先日、春日部警察署に確認した所で
は、市からの相談を待ってるような雰囲気でした。キッズゾーンは就学児
童前の子ども達の安全を確保することを目的としています。

複合型子育て支援施設に限らず、市内には多くの幼稚園、保育園もあるこ
とからキッズゾーンの早期導入を宜しくお願いします。

次に、複合型子育て支援施設としては、地域交流などを検討してるとのこ
とでした。
是非宜しくお願いします。

子育て支援施策に関して次にお伺いしたいのは、現在、何らかの障がいを
抱えるお子様の保護者からのご要望ですが、もともと小さなお子様は動き
も活発で、目を離せませんが、特に障がいによってはほかのお子様達と一
緒に遊ぶことに抵抗があるとのことでした。

そこで、例えば、ふじ学園を使わせて貰えないものかとのことですがいか
がでしょうか。

3−4
法的なこともあり、一般開放は難しいようでした。では、児童館などでは
いかがでしょうか。

3−5
児童館としては子ども達の利用に制限はないとのことですが、親御さん達
的にはやはり神経を使ってしまうようです。
障がいのあるなしに関わらず一緒に遊ばせたいと思いつつも、現実には難
しいようです。

そこで、アンケート調査などを行うなどして、ニーズの把握に努め、利用
に関する検討、協議をして頂くことを要望して一般質問を終えます。